きすけ@ブログ

好きな季節は秋。どこでもたそがれます。

『銀河鉄道の夜』宮沢賢治

一度は味わってほしい世界観『銀河鉄道の夜

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あなたは、幼少期に記憶に残っている絵本の中で、

忘れられない絵はありますか?

 

『レオレオニ』や『ねずみくんのチョッキ』、『モチモチの木』などでしょうか。

 

それとも、『だるまちゃん』、『はれときどきぶた』、『わかったさん』ですか?

 

今日は、『銀河鉄道の夜』を紹介します。

この本は、1冊2050円という価格が申し訳ないくらいの

読後感が味わえます。

 

 

  • 著者          宮沢賢治
  • 発売日       1982/12/17
  • 対象年齢    10才〜
  • 出版社       講談社
  • 味わい本
  • 友達思いやり本
  • プレゼント本

 
まずは、宮沢賢治先生。

独特の文体や表現に、今はない児童文学の才が見えます。

今後、こんな物語を書ける人が出てくるのでしょうか…。

 

そして、何といっても挿絵。

印象に強く残る素晴らしい挿絵は、切り絵で著名な藤城清治さん。

 

藤城清治さんは、

宮沢賢治先生の『風の又三郎』や『セロ弾きのゴーシュ』の挿絵も手がけています。

 

 

幼少期に見た絵は、成人しても熱く記憶に残ります。

 

その子が大人になったら、原画展に行ったりして…。

(昇仙峡 影絵の森美術館のブログを書きました。2018.9.25)

kanapei.hateblo.jp

 

小学校卒業までに、一度は味わいたい世界観。

 

親も懐かしさゆえに楽しめますし、小学生へのプレゼントにもピッタリです。