『がっこうだってどきどきしてる』アダム・レックス
2018年 全国読書感想文コンクールの課題図書!
『がっこうだってどきどきしてる』アダム・レックス
低学年(1・2年生)の部の課題図書に選ばれた絵本です。
特に、今年入学してきた記憶の新しい1年生にとって、
共感しやすく、感想文が書きやすい内容になっています。
“がっこう”にも心がある。
だから、はじめて子ども達が登校してくる日は、
学校もどきどきするのです。
ある女の子に、
「がっこうなんてきらい」と言われた“がっこう”は、
気持ちがトゲトゲして、
ついうっかり、非常ベルを鳴らしてしまいます。笑
でも、その女の子もだんだんと学校になじんで、
楽しそうにしていると、“がっこう”も嬉しくなり、
授業中に先生の問題に答えたり、
壁に画びょうで絵を貼られて、くすぐったがったりします。
「“がっこう”という大きな建物にも、ちゃんと気持ちがあって、
子ども達を見守ってくれているんだな。」
「キレイに掃除をしたら、“がっこう”は喜ぶかな。」
「夏休みの“がっこう”は、どんな気持ちかな。」
と、いろいろ想像するのが楽しい絵本です。
課題図書にも選ばれていますし、
町の図書館や、各学校の図書室にもあると思います。
ぜひ一度、手に取ってみてはいかがでしょうか。