きすけ@ブログ

好きな季節は秋。どこでもたそがれます。

このブログに込めた願い

f:id:kanapei:20180929155802j:plain

こんにちは。かなぺいです。

今日は、このブログをはじめたきっかけについて書きます。

 


 このブログを始めたきっかけは、

「語彙力は思考力に大きく影響する」と思ったからです。

 

私達は、声に出さなくても、頭の中で物事を考えたりしますよね。

そのとき、必ず自分の知っている語彙を使って思考しています。

 

というか、

知らない語彙はもともとインプットされてないので、

考えごとはできません。笑(^◇^;)

 

語彙が豊富である=色々な方向から物事を捉えて行動できる

 

身につけていた語彙のおかげで、

寛容になれたり、ストレスを減らせたり

新たなアイデアを思いついたり

 

語彙が人生を豊かにする場面はたくさんあると思いませんか。

 

このブログには、箇条書きで対象年齢を載せています、、、

が!

 

これは、現役小学校教員の私の感覚です。

子どもたちが読書をしている様子や

家で買ってもらっている本の話をしているので、

「大体これくらいの年齢かな。」と判断して書いています。

 

ですので、

本の後ろに記載されている年齢と異なる場合があります。

 

お子さんによっては、

生活経験の違いで読めたり読めなかったりする本もあると思います。

また興味も個々に違います

 

本に記載されている対象年齢は、

あまり気にしなくていいのでは…とよく思います。

 

興味のある本を読んで、

難しければ誰かに聞いたり後から読んだりする。

それくらいの気楽さで本を選ぶ方が、楽しいです。

 

まず大切なこと

それは、周りの大人がその子の今の読書力を大まかにでいいので把握することです。

そうして、その子がたくさんの本と出会える環境をつくることです

 

担任も、

クラスの子どもが読書をする姿勢、

本の厚さや字の大きさ、

漢字の量、

図書貸出カードから全員の読書力を日々観察しています。

 

学年が上がる前は本を読まなかった子が、

1年間で図書貸出カード10枚(180冊くらい)達成した1年は、驚きの連続でした。

 

国語や算数などの主要教科すべてのテストが右肩上がりになっていきました。

 

作文も、本で得た語彙力が文章を豊かにし、

文章構成がうまくなり、

休み時間に5分ほどで書いた詩は全校文集の巻頭詩に選ばれました。

 

学力に限らず、本は心も育てます。

その子は、何事も手を抜かず、本気で取り組み、

明るく元気で、

とても優しい子になっていきました。

 

絵本に刺激を受けた子、その子を見て刺激を受けた私。

何かできると思いました。

 

1年間で自分が子どもたちの読書を見守れるのは、

クラスの児童だけです。

 

しかし、日本全国の小学生は640万人ほどいます。

 

それならば、

読みたいと思える本と出会えるようなブログを作りたい。

 

私自身がその本を読み、

本の内容や、発達段階、

子どもにつけさせたい力など自分なりに整理してみよう。

 

 

教室で読み聞かせをしたら、

子ども達の生の反応を書いていこう。

 

それが、このブログを作ったきっかけです。

 

長文をお読みいただき、ありがとうございました。

 

ブログに訪れてくださる方が本と出会い、

本と向き合う時間が充実しますように。